介護施設で働く介護士あるある

どの職業でも「あるある!」と、共感するネタがあるものです。今回は介護施設で働く介護士によくあるネタをご紹介します。まず挙げられるのが、大きな声でのやりとりです。施設には耳の遠い利用者も多いので、相手が聞き取りやすいようにゆっくりハキハキと大きな声で語りかける必要があります。それにより、地声まで大きくなってしまったという介護士も多いそうです。入居型の施設では、夜勤の見回り時に、入居者が通路にボーッと立ち尽くしていたという少しホラーな瞬間があったり、おむつ交換が何人も重なったりなど、夜勤によく起こりがちな出来事が聞かれます。また、眠れないという入居者と一緒にティータイムをすることもよくあるのだとか。気持ちを落ち着かせることも夜勤介護士の役目の一つとされています。

認知症対応型のグループホームでは、入居者の思い込みによって起こる数々のすれ違いもよく聞かれます。たとえば、食事を拒否したと思ったら完食していたり、介護士のことを娘だと思い込んでいたり、物を取られたと妄想して騒いだりなど。認知症患者によく見られる出来事も介護士にとっては見慣れた風景です。また、クスっと笑えるようなあるあるネタでは、高齢の利用者が何か口ずさんでいるなと思ったら軍歌だったり、食事介助中に利用者に合わせて介護士も一緒に口を開けてしまっていたりといった声も聞かれます。現場で働く介護士が共感できるあるあるネタはまだまだ尽きません。いろいろ情報を集めてみるのも楽しいでしょう。